カウンセラーRikoの‘ふわっトロ’’な徒然日記

セミナーが終わり、クライアント様も御帰宅。
会場の後片付けも完了。

スタッフ全員で会場のあるビルの出口で食事
をしながらミーティングをする事にし、何処
に行くかを相談。(いつものパターン)

しかし、日曜の夜の銀座は定休日の店が多く
かなり、閑散としているのです。

我がカウンセラーチーム三人は、ここで、
一悶着。(これも、いつものパターン)

私「寿司でもたべますか！」
ドン「おいしいお寿司屋さん、みんな閉まってますよ！」
部長「なんでも良いから、近くで早くすませましょう。」
私「近くのお寿司屋って、何処、ドン、チョット調べて！」
ドン「だから、お寿司屋はなし！、ステーキにしましょう！」
部長「ステーキもない！閉まってる」
ドン「調べます!」
私「取り敢えず、新橋まで歩く。その間にステーキ屋があっ
たら、そこ。なかったら、寿司ざんまい。どう？」
部長「いつものパターンですね。まあ良いんじゃないですか。」
ドン「面白くない！たまには違う店にしましょう！」
私「取り敢えず、新橋にGO！」
ドン「えっーステーキ、肉、肉を食べさせて!」

ドンドン新橋に歩く、私と部長。
スマホでステーキ屋だか焼肉屋だか探しながら、あたふたと
付いてくるドン。
ブツブツ文句を言っているが、早く、寿司ざんまいに着いて
しまえば私の勝ち。私はお寿司が食べたいのだ。
いつも、そうでしょ、察しろドン。
ステーキは誕生日まで待ってなさい。

10分で勝負あり。寿司ざんまいに到着。
不満げなドン。

お店は、ほぼ満席。チョット待つか。
まだ、スマホで検索中のドン。
あきらめろ、ドン、もう私は動かないからね。
そして、すぐに席に着けたのです。タイミング良く、
席が空いた処だった様です。
日頃の私の行いが、こういう時に出てくるのです。
我ながら、あっぱれ。

3人で席について、お茶をすすっていた処、
店員さん「ご注文はおきまりですか？」
ドン「マグロのステーキと赤ワイン！」
私と部長「あきらめが悪い奴！」
思わず声を揃えて言っちゃいました。
ドン「もう、ステーキだったらマグロでも牛でも
何でも良いです!とにかくステーキ食べなきゃ帰
りません！」
興奮気味に語るドン。
かなり不憫に見えてきて、彼女から哀愁さえ漂う。
私も少し反省。

食事中にミーティングを本格的に始める前に部長が
ドンに優しい約束。
部長「次はドンちゃんの好きな熟成ステーキの店を
予約しておこうね先生。」
私「うん。そうしょう！」
ドン「ほんとうですか！やったー！肉、肉！」
お店中に響き渡る、ドンの歓声。
部長「よかったね。」チョット引き気味。
ドン「先生のおごりで特選サーロインの食べた事が
無いやつ食べちゃお！」
私は笑顔がひきつる。部長は私の手を2回トントン
軽くたたく、落ちつけのサイン。

私の心の声「お前のサーロインの部分を切って、
焼いてやるから、心してお食べ！」

ミーティング中、終始、笑顔のドン。
何かにつけて、お肉の為なら頑張ります！
と張り切るドン。

可愛いやら憎らしいやら。

ドンよ、あなたは、私によく似ている。
食べ物にあまり執着しちゃダメ。

と自分に言っている私。