4Feb
節分に豆を撒いて福を寄せて鬼(厄)を
払う。
ただ豆を撒いても何も変わらない事を
先ずは、ご承知あれ。
しかし、節目、節目に決まり事を行う
風習ということ自体、心理学的に実は
とても大事。
例えばそれは、イチロー選手のルーティーン
と同じで、成功時の行動を繰り返す事によっ
て自己暗示として安心感を得て。落ち着いた
行動がとれる事となる。
何事も安心感を持ち心穏やかに、勝負(物事)
に対する事が勝利(成功)の秘訣である事が古
からの解っていたかの様に、神事・仏事・
俗習と数多な風習を世界中の人々が、これを
行っているのです。
神仏に対して行われる風習を自分の為とは
何と不敬な!
とお考えの方もいらっしゃるでしょう。
しかし、神仏に対し畏敬の念を持つがゆえに
神仏の怒りが、自分の負け(失敗)となる事を
人は恐れて風習を行うのです。
人とは弱い者です。何かを信じ、何かを恐れ
日々を過ごしているのです。
その中で節目、節目、例えば節分、例えば、正月、
結婚式やクリスマス等々、今年も滞りなくいつも
通りの、または一世一代の風習が出来た事、それ
を喜ぶのです。
これで、今年もいい年が来るぞ!
これで神様も喜んでくれるだろう!
神様もこれで私達を守ってくれるだろう!
この安心感や期待感が人々のを幸せへと
導いてくれるなら、風習、万歳!です。
鬼は外でも内でも、素晴らしい!大事な
事は、その行事・風習をする事で人々が
安心して生活をする気持ちになれる事。
これが、豆撒き、のみならず風習の
真髄であり、風習は文化として後世
に残るのです。
人の心の拠り所として。
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